
今回のコラムは、ブランド構築に必要不可欠なブランド要素についてご案内します。
ブランディング、プロモーション活動を行なう際必ず必要となるのが、ブランド要素を用いた展開になります。
では、ブランド要素とはそもそも何にあたるかを解説致します。
目次
ブランド要素とは
企業及び店舗を認識、識別するときに必要な名称、ロゴマーク、キャッチコピー、キャラクター、色、ジングル(音)など、ブランドを構成するさまざまな最小単位のことです。
(出典:同文館出版 「社員をホンキにさせるブランド構築法」)
上記の記載したように、ネーミング、ロゴマーク、キャッチコピー、etc…を制作することがブランド構築スタートとなりますが、ここで感覚や闇雲にまたは安易に作成しては、統一性や今後の正確なる刺激(プロモーション)が行なえません。
では、ブランド要素を構築する際に必要なプロセスを掘り下げて考えてみましょう。
アニメで分かるブランド構築#2 『ブランド要素とは!?』
ブランド要素作成のポイント
全てのブランド要素には、持続的に展開出来ること、また一貫性があることが重要となります。
そのためには、pest分析から始まり3c分析などフレームワークを活用して、セグメントを細分化しターゲティングを行なう。
更により鮮明にターゲットを具体化するためにペルソナを設定する。
上記の手順でようやく対象のターゲットが明確になります。
その上でブランド要素を目指すターゲット(ペルソナ)に向け共感または好印象、分かりやすく伝わる設計を考えます。
もちろん、全てこの考え方が正しいとは言えません。がしかし、ある程度具体化することにより、闇雲や感覚ではなく、意図して計算されたブランド要素が構築出来ます。
このひと手間が結果的にはコストダウンや校正数の軽減などや今後の派生など様々なメリットが発生します。またビジョンや方向性が明確な程、クオリティーの向上にも繋がります。
企業ブランディング、店舗ブランドの作り込みにも、手間を惜しまず徹底的にヒアリング やディスカッションを行い具体的なイメージを固める上に、更に市場機会(マーケット)、ターゲット、ペルソナなど浮かび上がらせてからブランド要素を作成することをオオスメします。
ブランド要素に一つロゴマークなどは、コンセプトや方向性が大きく変わらなければ簡単に変更が出来ません。
イメージカラーやフォント/マークなど制作会社にサンプル数を要望し、妥協せず必ずしっくりくるものに致しましょう。
ロゴ一つで様々印象を与えます。
まとめ
ブランド要素は企業/店舗のイメージを明確に伝えるものです。
事業の成長と共に消費者、利用者など他社に与える印象が際立ちます。
また、ブランド要素(9つ)
①パッケージ
②ネーミング
③カラー
④ロゴ
⑤キャッチコピー
⑥キャラクター
⑦ドメイン
⑧におい
⑨ジングル(音)
②ネーミング
③カラー
④ロゴ
⑤キャッチコピー
⑥キャラクター
⑦ドメイン
⑧におい
⑨ジングル(音)
上記の要素をバランスよく組み合わせ自社のブランド確立に役立てましょう。