
今回のコラムは、企業における適切な広告販促比率についてご案内します。
皆様 広告費/販促比率をお考えになったことはございますか??
湯水のように、または何となくで販促費/広告費を使われていませんか??
販促プロモーションには、4マス媒体のテレビのコマーシャルをはじめ、ラジオ、新聞広告・雑誌から、フリーペーパーの広告、チラシ配布インターネット広告など主流でしたが、現在はインスタ/youtube/twitter/facebook/etc…SNSの台頭により4マス媒体を明らかに抑え、無料で効果的なプロモーションが行えるプラットフォームへと移行しています。
上記のプラットフォームは、無料でスタートアップには手軽に利用できますが、ある程度一定の沸点に達したタイミングで広告費をかけるタイミングが訪れます。
例えば広告費をかけるタイミングとは新規獲得を目指した広告配信や、クオリティを上げるためデザイナー/カメラマンなどプロに依頼する場合もこのタイミングになります。
結果広告宣伝費は、自社の商品・サービスの売上をあげるために必要不可欠なコストとなります。
しかしながら売上に対して適切な比率を考えて効果的に活用しなければいけません。
広告(販促)=売上アップには何を、どのように、結果を出すという当たり前のことをストーリー化する必要があります。
目次
広告費率、広告宣伝費を計算する比率計算式
■売上高広告比率
計算式 売上高広告比率(%)
= 広告宣伝費 ÷ 売上高 × 100
■広告宣伝費
計算式 売上×一定の割合=広告宣伝費
このような計算式を用い自社の販促/広告費を一度見直し、生かされてないムダなコストを数字として認識することが今後の成長戦略に非常に役立つ指標となります。。
~業界ごとの広告費 比率~
飲食店であれば売上から平均3%~5%
美容関係 健康食品関係なら平均5%~7%
不動産は平均4%
教育関係は平均3%
通販・サービス業は平均15~20%
流通業なら平均1~3%
自動車業界なら平均1~2%
飲料関係なら平均5%
金融業界は平均1~5%
広告費を投資したあとに大切なこと
使用した販促費に対していくらの利益が出たのかという効果測定をし検証を必ず行う。
結果をもとに今後の広告の手法、内容、改善をリスト化して伸ばす要素、控える要素(無駄な情報、ツール)を層別して改めて効果測定をする。
これを繰り返し続けることが非常に効果/効率を上げます、
そして成功事例、失敗事例を蓄積し、今後の広告&販促計画を立案致しましょう。
皆さんのご存知のPDCA
P(企画)→D(実行)→C(効果測定)→A(改善)
PDCAは特に効果測定と改善が手薄になることが多いですが、Do(実行)で完結しないように致しましょう。
Plan(企画)→Do(実行)にはエネルギーや想いを乗せやすいですが、Cheak(効果測定)→Actcycle(改善)こそ、次回のPlan(企画)→Do(実行)に繋がります。
検証&改善は結果的にムダな広告費を抑える近道となります。