
世界的に第3波が訪れ、中小企業、サービス産業を中心に関連するサプライチェーンも大ダメージを受けています。
多くの経営者の方やオーナーの方々が日々血のにじむ努力となかなか終わりの見えない戦いが続いております。
その中でも、視点を変え、業態を変え、組織/構造を変え、新たなビジネスチャンス掴みつつある企業様もいらしゃいます。
経営戦略は層別するとご存じのように短期、中期、長期と大きく分かれます。
言葉で表現するのは簡単ですが、短期、中期、長期はすべて戦略に一貫性と、要素と資源がうまく相まってリンクしておりシナジー効果が生まれるように出来上がっております。
戦略の一貫性、要素、資源のコーディネートには、『データ/環境分析を入念に行うことが必須となります。』
上記を的確に判断するためにマーケテイングフレームワークを使用します。
特にPEST分析は非常に大切なフレームワークとなります。
PEST分析がわかる詳しいコラムはコチラ
目次
アニメで分かるPEST分析
ぜひyoutubeをご覧ください。
2021年PEST分析から見える成長が予想されるビジネスモデル
1.テイクアウト、お取り寄せ、ネットショッピング関連
皆さんも予想されるビジネスモデルとは思いますが、このサービスを成功させるときに注意する点をご紹介します。
- 数量限定であること
- 高単価であること
- ターゲットが明確であること
- 支払い方法が豊富であること
- 安心、安全、迅速な対応であること
その他にも重要点はありますが、上記内容は必ずクリアしておく必要があります。
2.定額サービス
CMでもお馴染みのサブスクリプションを中心とした定額サービスです。
サブスクリプションの詳しいコラムはコチラ
こちらのサービスを成功させるときに注意する点は
- プランを分けること
- 体験期間があること
- サービスが複雑でないこと
- 資金回収がシンプルであること
- サービスがアップデートされていくこと
こちらもその他にも重要点はありますが、上記内容は必ずクリアしておく必要があります。
3.5G 第5世代通信システム
本年度より実施サービス展開された5G
通信速度の高速化は様々な恩恵を生み出します。
こちらは利点をご紹介いたします。
- アプリ開発なら、appleストア、Googleプレイなどへのプラットフォーム使用料(インセンティブ)の削減
- アップデートによる無理やりな作り直しがない。
- データ配信が高速なり、動画、ダウンロードサービスなど、大きなファイル形式を効率的に配給できる
- 回線が混線せず、ドローンなど遠隔操作や、セキュリティ強化にも非常に寄与する
こちらもその他にもメリットが沢山ありますが一部ご紹介しました。
4.暗号通貨による決済システム
2017年の暗号通貨バブルの再来がこの数ヵ月で巻き起こりました。
この背景には、コロナでのヨーロッパ各地のロックダウン、ドルの基軸通貨として対通貨としての弱さ
さらに2021年以降は中国のデジタル元や、デジタル庁の開設などそのスピードは更に加速するでしょう。
そもそもビットコインのブロックチェーンー技術は非中央集権であることが理想として掲げてられますが、暗号通貨には国家戦略、facebookの『リブラ』をはじめ民間企業も開発、普及を目指し中央主権化を狙っております。
では、なぜ決済システムで暗号通貨の愛称が良いのかをご紹介します。
特に輸入、輸出には革新的な成果を生みます。
- 海外送金手数料が大幅に削減できる
- 着金のスピードが数分から1時間単位
- 改ざんができなく、正当な取引が行える
- 為替リスクがない
決済システム以外にも特にブロックチェーンは個人情報、エビデンスなどの履歴、生産元 株主などの議会決議 etc…
テクノロジーが発展するとその点情報操作が行いやすくなりますので、企業・消費者を守る点でも非常な有益な仕組みとなります。
5.サスティナブルなサービス
最後にもっとも伸びるビジネスモデルです。
それはサスティナブルな取り組みを行うサービスとなります。
最近では半年前ぐらいからメディアが非常に多く取り上げている『SDGs』も、サスティナブルな取り込みの一つです。
個人的には、日本のメディアは何でもトレンド化させる風潮があり、サスティナブルの前は、関連ワードとしてLohas、Lohasの前はEcoと言葉やスタイルだけ取り上げますね。。。採択が決まり発表当初より国政、民間企業が取り組んでいる内容がいい意味で伝わる発信が望ましいですね。
そもそも『SDGs』は2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標となります。
~詳しい『SDGs』はこちら~
外務省『SDGs』特設ページ
5年前からの取り組みを何故今更スポット当てるのかが疑問ですが、おそらく地方創生やGDP低下が理由と推測しますが、他国では海外のセレブの方やadidasをはじめとするグローバルな企業が多くにアイディアで取り組みを行っております。
トレンドでならず、一つずつコツコツとする本来の目的の『持続可能な開発目標』が大切ですね。
では、なぜサスティナブル主体とする産業がビジネスモデルと強いのか?
ここでご紹介します。
- 環境、人権、格差を改善すること 世界的にも重要な課題
- 投資目的が主体が投機ではなく、事業投資目的である
- 企業価値を上げる取り組みである
- 国、金融機関など補助が受けやすい
- そもそもロードマップがしっかりしており、落とし込みが出来たら非常に強い取り組みである。
まとめ
今回企業成長戦略をマーケテイングフレームPEST分析を活用してご紹介しました。
ぜひ自社にてPEST分析を行ってゆきましょう。