
先週の経済ニュースにて米国のTikTokの利用禁止検討が始まり、マイクロソフトでの買収も難航していますが未だ交渉が進んでいますね。
日本でも、規制を検討していると政府が発表しました。
TikTokはパフォーマー、クリエイター、若年層(大学生、高校生、中学生)からの支持が高く、現在行政も町おこし、コロナ対策への予防キャンペーンとして活用されていますね。
今回のTikTok規制は、表現の自由や今後のSNS発信ツールに対して、何らかの影響を与える恐れがありますね。
目次
TickTockとは??
中国のByteDance社が開発運営しているモバイル向けショートビデオプラットフォームです。
TikTokは動画のみなので、より直感的に鑑賞でき、15秒から1分程度の短い動画で馴染むやすく動画を投稿しないで見てるだけで楽しいと「視聴者ユーザー」が増えてTikTokのユーザー数が伸びていると聞きます。
視聴者ユーザー以外にも、TikTokで動画をつくるのは非常に簡単で、ストレスなく投稿できるのもユーザーに愛される理由でしょうね。
そもそもTikTok規制は何故起きたのか?
7月よりドナルド・トランプ大統領率いるアメリカ政府ではすでに「TikTok禁止」を検討段階と発表。
その理由として、中国企業 IT会社ByteDance社運営しており、「TikTokを通じて利用者の個人情報が中国政府に渡るおそれがある」と主張しています。
これは、米中貿易摩擦に対しての対中政策の一つと言われます。
この発表と同時期にアメリカ国内の中国大使館のスパイ容疑疑惑で衝突があり、中国大使館がアメリカでの各地大使館撤退を始めています。
アメリカと中国の米中貿易摩擦で生じる問題は大国同士の戦いですので、様々やり取りがあるのは分かりますが、何故日本も規制なのか??
ファーウェイと同じ流れですね。
政治的な要因で、若者の発信の場がなくなるのは非常に残念な流れです。
まだ検討段階ですが、検討を発表してる段階で恐らく実施されるでしょう。。。
まとめ
政治的な問題などは回避出来ませんが、TikTokに限らずSNSはほぼ全てのサービスが無料で使えます。
非常に便利なサービスですが、買収、システム統合により、SNSをWEBサイトやプロモーションツールとして活用していると、急な仕様変更により突如各SNS呼び込みや連動が出来なくなります。
無料サービスですから、小言は言えませんが非常に不便なことがおきます。
SNSなどの集客ツールを使うときは、その点も踏まえて運用しないと突然アカウントやサービス閉鎖といううリスクがありますので気をつけてくださいね。
せっかく育てたツールが無くなるのは、すごくダメージが大きいですからね。
TikTokとは話が変わりますが、有事のできごと(今はコロナ禍)起きた時にハッカーはかなりのアタックを行っています。
先週末にはGAFAの決算発表があり、狙ったかのように恐ろしい量のアタック/スパムがありました。
今までのハッカーのアタックは、サーバーやIP/DNSを狙ってきてましたが、最近のアタックは※APIに向けアタックしてきてます。
これによりFacebookメッセンジャーなどを使いかなりアカウントの乗っ取りが増えてますね。
※APIとは
あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約になります。
非常に分かりやすいAPIはWEBサイトへのGoogle mapの呼び込みや、インスタのフィード呼び込みなどなどです。
APIはネットサービス/サイト構築では必ず使う仕組みになります。現段階でネットサービスやWEBサイト構築ではAPIを使うのは避けて通れません。
このタイミングで皆さん出来ればSNSのパスワード強化と、SNSを使い他サービス新規アカウント発行は辞めることをオススメします。
もう一つご自身が使うデバイスにマルウェア対策があるセキュリティーソフトをインストールすることもオススメします。